登録販売者が現行の薬種商の進化形であることは前のページ(登録販売者とは?)でも書きましたが、この「登録販売者」という名称が決定するまで、いろいろな議論が交わされました。
全国薬種商協会では当初、「医薬品販売管理士」、または「医薬品販売士」 という名称にしてもらうよう働きかけていて最後まで強く主張してきましたが、結局「登録販売者」という少々インパクトに欠ける名称になってしまいました。
「登録販売者」と「医薬品販売管理士」。
仕事の内容を想像できるのは、どちらでしょうか?
「医薬品販売管理士」だと、薬を売る職業だとすぐにイメージできますよね?
業者の業態のネーミングをを登録販売業、とするのは良いのでしょうが、そこで働く管理者を「登録販売者」という名称にするというのは、「少々センスに欠ける・・・・」、と思ったりします。
もっと国民のみなさんが理解しやすい名称にすべきですよね? あくまでも私の個人的な意見ですけど。
登録販売者と言うネーミングに決まった背景は、やはり、薬種商に好意をもっていない団体の力が及んでいます。
ずばり言うと、「日本薬剤師会」です(あ、言っちゃった・笑)
薬種商は何十年も前から、「資格を個人のものに!」と国に訴えてきました。
薬剤師会と薬種商協会は犬猿の仲とも言えるかもしれません。
現在は表向きは仲良くしているようですが・・・。
とにかく日本薬剤師会は、薬種商を個人の資格にすることに大反対してきました。薬剤師の権益と言うか、働く場所と言うのでしょうか、それが登録販売者に奪われる危機感や懸念、疑心暗鬼などもあったのかも知れません。
医薬品の規制緩和などの時代の流れの中でやっと、個人の資格になりましたが、「○○士」 「○○師」、という風な、いかにも「資格」らしい名前にしない事を条件に個人の資格化を許したのではないか・・?という見方をされています。
日本薬剤師会はやはり、国会や厚生労働省にとても大きな影響力を持っているようです。
薬種商に絶対に資格を与えたくない日本薬剤師会と、どうしても個人の資格にしたい 薬種商との間に駆け引きがあって、薬種商協会は資格らしい名称をあきらめる代わりに、個人の資格化という、「名より実を取った」という見方を、薬種商の人たちはしています。
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